ニコニコバリオキ日記

8年のバリ島生活を経て、念願の沖縄県民になりました。バリ猫二匹との沖縄生活です。

クレート

ニャンズがバリを出たのは3月28日だったから二ヶ月と十日ほど経った事になる。

移動に必要なのはクレート。飛行機に乗せるだけなら猫用の小さいものでいいのだけどバリから日本に来るにはジャカルタ経由でなければインドネシアを出国できない。

バリからジャカルタまでは陸路しかなく三日かかるものだからエサやら水やらトイレやらを入れられる大きいクレートが必要になる。

猫用のキャリーケースは持っていたけど改めて犬用のクレートを買った。高くてビックリした。一つ一万円くらい。

移動は結局バリから沖縄まで28日間となりその間ニャンズのおウチとなってくれた。

沖縄に着いてからはコロナの問題もありあまり人と会わないようにひっそりしていたけど自粛も全国的に解除となったのでクレートを処分する事にした。

高かったし思い入れもあってゴミとしては出したくない。そこで犬の保護活動をしている団体に聞くと中古でも貰ってくれるという。早速持っていった。代表のかたが偶然施設の前に出ておられお話させていただいた。海外からしかもインドネシアからきたなんて言ったら嫌がられるんじゃないかと思っていたけどボランティアさん達は殆ど外国人でインターナショナルな雰囲気にほっとした。娘さんは聡明で美しいハーフの女の子。親子で活動しているらしい。

ボランティアには興味があり沖縄で何かやりたいと思っていたから同じ志を持つ人とお会いしとても刺激になった。

クレートは丁度いい大きさで軽くて嬉しいと言っていただいた。

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部屋のオブジェとなっていて見る度に大変な経験を思い出していたから手放すのはとても悲しい。でもそれが縁となり沖縄の一団体さまとお会いできた。代表さまはいつでも連絡してくださいと言ってくれた。近い内に犬達に会いに行こう。

 

ハーネスデビュー

待ちわびた週末❣️

沖縄入島して一か月が過ぎた。なんとなくルーティンが定まってきたのだけど、土曜は朝から動く!朝と言ってもアラームは使わず自然と目覚めるに任せ行きたい店の営業開始時間に合わせて家を出て午後に帰宅。そして日曜はスーパーの朝市にて翌週の買い出し後作り置きの料理。

冷凍できる冷蔵庫を駆使し今のところ食材を捨てた事なし!なんて便利なんだろうか!

料理しながら洗濯機をまわす。正直なところまだ慣れない。8年間手洗いしていたのが洗濯機を回すだけですごく綺麗にしかも脱水力が素晴らしい!

そりゃそうよね、手で絞るに比べたら。。。

さあ、散歩の練習始めるよ!ハーネスデビューしたベスパー。可愛い❤️

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ボンドはバリから持ってきたハーネス。とはいっても日本製。脱げにくいハーネスを探して日本に一時帰国した時バリへ持っていったハーネス。何度か試したけどハーネス付けた途端動けなくなっちゃう。根気よく練習続けようね。

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一番好きな時間

沖縄で仕事を始めてから週末がこんなに楽しみなものかを知った。

今までは忙しく仕事をする事が良いと思っていたし楽しかった。特に趣味もなく外出も好きでなかったため週末がきてもする事もなくずっと家でぼうっとしていた。

今もぼうっとするのは変わりないけど、オンとオフがしっかりできていると思う。まだ入社一か月経ってないから緊張もある。起きてお弁当詰めて車とモノレールを乗りこなし出勤するという一連のリズムがやっと出来上がってきたわけで週末はリラックスのための大事な時間となった。

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夕方の6時がまだ明るい。この光景を見ながら飲むのが今の一番の幸せ。しかも大事な仕事をやっつけた後の一杯は最高。

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来週一週間を楽にするための作業。やりがいあり過ぎる。

さ、明日から頑張ろう❣️

ユニオン

沖縄の主なスーパーといえば、サンエー、ユニオン、かねひで、りうぼう、イオンなどがあるけど、今回の本帰国で予定外の出費が嵩み、新生活は全て安いもので揃えざる負えなくなったため、質より値段の目になってしまっているわけで、その私のお眼鏡に叶ったスーパーはユニオンだという結論😌素晴らしい地域密着型のスーパーだ。

地元神奈川にもユニオンという名のスーパーがあったけどあちらは高級路線だった。

こちらのユニオンは値段も型も期待を超えている。

例えば見てこの巻き物。買うつもりなんてなかったのに、二度見してしまうほどの存在感。シャリよりマグロのほうが大きくて寿司というよりマグロの塊を食べているようだった。

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先週は日曜の朝市を知らないまま行ってしまい安値に圧倒され立ちくらみ手が出せなかったけれど今週はチラシをじっくり吟味し料理の下ごしらえのイメトレをし買うものリストを作ってからリベンジで出掛けた。

結果、充実した買い物となり帰宅後すぐに料理の下ごしらえをし、バリ島にいる時にひたすら見ていたYouTubeのように明日からのお弁当にもなる常備食を何品か作り肉類は味付けして冷凍し、デキル主婦ごっこを楽しんだ日曜の午後。

なんて日本の生活は楽しいんだろう。しかも趣味が実益を伴う料理、というか、ただ単に無駄なく食材を使いたいだけなんだけど、要するに貧乏性にびったりの趣味なんだな、料理は。

写真を撮ったけど、あまりに雑過ぎて載せるのやめた。いいのいいの、自己満足で!

カルチャーショック

逆カルチャーショックというのか、ただ単にバリ島の生活がローカル過ぎたためなのか、沖縄に来て二週間過ぎてもまだ便利過ぎる生活に慣れない😅

私のインドネシアのローカル度は相当なものだったから。洗濯機なんて使わなかったし、だから8年間手洗いで通した。バスタオルは手洗いがキツイので預けたものがよく無くなるローカルランドリーに出していた。冷蔵庫はホテルのミニバーに毛が生えたくらいの冷凍機能が無いものだったので、今、冷凍保存という画期的な技が使える事に感動している。食材を腐らせる事なく全て食せる幸せを噛み締める毎日。なんといっても電子レンジが恐れ多くて使うのに緊張する。ずっとチンのない生活だったからせっかくオーブン機能のあるレンジを買ったのに使う機会を逃す日々。

ここ沖縄は湿気が多い。バリで半端ない湿気を経験していたけど、その湿気とは違うね。暑く感じない湿気なんだよね。でも朝起きると汗かいてる。不思議だなーと思いながら、とりあえずサーキュレーターと布団乾燥機を買った。益々便利な生活になっていく。

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新しい冷感ベッドでやっと寝てくれたベスちゃんとキャットウォークから手足投げ出してくつろいでいるボンちゃん。

二匹とも新生活に慣れてきてくれた。

ハーネス付けてお散歩行ける日が来るかなー😙

無事着きました

まずは最新情報。紆余曲折あって今は最終目的地の沖縄に着き、仕事も始まり、ゼロから生活を整えている最中。

前回の投稿から時間が経ってしまったのはブログ更新に躊躇していたから。

アメリカに住む友人が私のFBを見て、今の時期に移動するなんてとんでもないと言ってきた。アメリカの状況はもっとシビアで彼女の意見もごもっとも。失業者なんか日本の比ではないし日本政府の対策も甘すぎで彼女は今後の日本を憂いている。

私の目的地は沖縄だったので余計に行くな、神奈川の実家に戻れと強く言われた。

ただ、私も最低限の常識は持っているつもりで、しかもこれからずっと暮らして行きたい沖縄に迷惑がかかるような事はしたくなく、石橋を叩きながらの移動だったのを彼女は知らない。

大家さん、不動産屋さん、新しい職場、皆さんにアドバイスを受けながらの移動で、だからこそ物すごく疲れたし先が見えない旅だった。

最初のプランでは成田から那覇に飛ぶ予定だったけど成田発が全て欠航となり、4月24日に羽田にペットタクシーで移動し無事沖縄入りとなった。

緊急事態宣言が全国に拡大するのと重なり那覇便も二回変更になった。

最初は旅費をケチるために夕方の便を取っていたため新居の引き渡しも時間がなかろうと初日は那覇市内のホテルに泊まるつもりでいたけど、結局予約していた安い便は欠航となりフライト料金が四倍以上もする午前便になったので不動産屋に連絡しどうにかその日に部屋に入れるように調整してもらった。

不動産屋さんも大家さんも本当にいい人で快諾してくれた。

ありがたい。何より猫達のストレスが半端なかった。成田のペットホテルからは血便が出たと言われたし那覇に着いた時女の子のほうがブルブル震えていた。そんな状態の彼女を見た事がなかったのでショックだった。なるべく猫たちの移動を減らしたいのが私の願いだった。

まだお隣さんに引っ越しのご挨拶をしていない。自分なりに沖縄入りしてから二週間は自粛しようと思ったから。今週金曜まで体調が良好だったらご挨拶をしようかな。

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無事帰国

4月9日無事猫二匹と帰国。

前日まで入国規制がまたあるんじゃないかと気が気じゃなかった。戻る事も進む事もできなかったらどうすればいいかを悶々と考えていたけど、ビザも既に切れているしとりあえず帰国の努力を続けるしかなかった。

このビザについて、ジャカルタの大使館の担当してくださったかたはとても親切だった。アドバイスをいただいた後でそれでも出国の際問題があったら早朝のフライトだけど携帯に連絡くださいと。朝の4時ですよ?そんな時間でもいいと言ってくださって。他に不安な事ないですか?と。心強かったし私も困った人の助けになりたいと思った。

実はこの前にバリの日本領事館にも電話していた。対応は全く違った。分からないんで自分でイミグレに聞いてくださいという素っ気ない返事。なんじゃそりゃ。なんのためにあんたら居るんだよ。不安な気持ちに寄り添うでもなくがっかりだった。

朝6:15の便だったので朝3時にピックアップしてもらいカウンターで二匹分のUSD500相当のルピアを払い搭乗。

成田では荷物と一緒にでてきたのを確認。ワンチャンも一匹一緒だった。

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さて、入国時の検疫の手順。

まず飛行機を降りる順番は、①国際線乗り継ぎ ②二歳以下のお子様連れ ③自宅までの移動手段が家族が迎えに来るかレンタカー ④ホテル待機

15:40にスケジュール通りランディングした後、16:15まず①の国際線乗り継ぎの人が降りた。

16:30②お子様連れ 16:50③ご家族が迎えに来る人、レンタカーの人

17:00 時間がかかっていたため10人ずつ10分おきに案内するという指示があった。さらに17:30頃に、ホテル滞在でも公共交通機関を使わなければ今降りれると言われ、頑張って徒歩でいこうと思いこの時点で降りた。

機外の廊下で人が並んでおり私も並ぶ。

18:00 検査に向けて一例に並んだまま進む。三人の検疫官がいて機内で渡された質問票などを提出し体調や二週間の待機場所などを確認。さらに並び綿棒など検査キットを受け取り検査へ。この時18:30。検査は防護服を来たお医者さんが鼻の奥の奥に綿棒を突っ込みグリグリと5秒。私には痛かったー。

気になったのはこの並んでる間ソーシャルディスタンスを守ってなかった事。咳をしてる人もいたし怖かった。インドネシアでさえ厳しく守っているのに、こういう所に危機感を覚えた。

その後、手荷物を受け取り指定ホテルまでのバスを待つのだが、ここでやっとウチの子と対面でした。ターンテーブル横のANAのカウンターにケージが置いてありスタッフに申し出て引き取り動物検疫へ。必要書類を見せてマイクロチップを読み取り証明書を受け取り無事日本猫となった。よく頑張ったね。ケージの中はぐちゃぐちゃだったけどまだ鳴く元気がある。

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19:50 職員のかたにピックアップに来てもらったペットホテルへの引き渡しに立ち合っていただきその後待機室へ。いやー、前からこの引き渡しが心配だったのでほっとした。もうこれで安心だ。

21:00 バスに乗り指定ホテルへ向かう。バスの中は状況の深刻さを物語っていた。

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ホテルに着いてからは夕飯のおにぎりやカップ味噌汁などを受け取り部屋へ。ここで二泊一切部屋から出てはいけない。三食はそれぞれ部屋のドアノブにかけられ配膳が終わると館内放送が入りドアを開けて隙間から中に入れる。ゴミはドアの外に分別して出す。二泊の間誰とも顔を合わさない。徹底していた。

そして最終日4月11日の朝、陰性だと電話がきた。ほっとした。やっぱり最悪の事も考えていたし。そして元々二週間予約していた待機用のホテルに移動した。今のところ予定通り。

この二週間の間何しようかな。まずはネットフリックスに入ろうかな。