ニコニコバリオキ日記

8年のバリ島生活を経て、念願の沖縄県民になりました。バリ猫二匹との沖縄生活です。

一番好きな時間

沖縄で仕事を始めてから週末がこんなに楽しみなものかを知った。

今までは忙しく仕事をする事が良いと思っていたし楽しかった。特に趣味もなく外出も好きでなかったため週末がきてもする事もなくずっと家でぼうっとしていた。

今もぼうっとするのは変わりないけど、オンとオフがしっかりできていると思う。まだ入社一か月経ってないから緊張もある。起きてお弁当詰めて車とモノレールを乗りこなし出勤するという一連のリズムがやっと出来上がってきたわけで週末はリラックスのための大事な時間となった。

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夕方の6時がまだ明るい。この光景を見ながら飲むのが今の一番の幸せ。しかも大事な仕事をやっつけた後の一杯は最高。

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来週一週間を楽にするための作業。やりがいあり過ぎる。

さ、明日から頑張ろう❣️

ユニオン

沖縄の主なスーパーといえば、サンエー、ユニオン、かねひで、りうぼう、イオンなどがあるけど、今回の本帰国で予定外の出費が嵩み、新生活は全て安いもので揃えざる負えなくなったため、質より値段の目になってしまっているわけで、その私のお眼鏡に叶ったスーパーはユニオンだという結論😌素晴らしい地域密着型のスーパーだ。

地元神奈川にもユニオンという名のスーパーがあったけどあちらは高級路線だった。

こちらのユニオンは値段も型も期待を超えている。

例えば見てこの巻き物。買うつもりなんてなかったのに、二度見してしまうほどの存在感。シャリよりマグロのほうが大きくて寿司というよりマグロの塊を食べているようだった。

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先週は日曜の朝市を知らないまま行ってしまい安値に圧倒され立ちくらみ手が出せなかったけれど今週はチラシをじっくり吟味し料理の下ごしらえのイメトレをし買うものリストを作ってからリベンジで出掛けた。

結果、充実した買い物となり帰宅後すぐに料理の下ごしらえをし、バリ島にいる時にひたすら見ていたYouTubeのように明日からのお弁当にもなる常備食を何品か作り肉類は味付けして冷凍し、デキル主婦ごっこを楽しんだ日曜の午後。

なんて日本の生活は楽しいんだろう。しかも趣味が実益を伴う料理、というか、ただ単に無駄なく食材を使いたいだけなんだけど、要するに貧乏性にびったりの趣味なんだな、料理は。

写真を撮ったけど、あまりに雑過ぎて載せるのやめた。いいのいいの、自己満足で!

カルチャーショック

逆カルチャーショックというのか、ただ単にバリ島の生活がローカル過ぎたためなのか、沖縄に来て二週間過ぎてもまだ便利過ぎる生活に慣れない😅

私のインドネシアのローカル度は相当なものだったから。洗濯機なんて使わなかったし、だから8年間手洗いで通した。バスタオルは手洗いがキツイので預けたものがよく無くなるローカルランドリーに出していた。冷蔵庫はホテルのミニバーに毛が生えたくらいの冷凍機能が無いものだったので、今、冷凍保存という画期的な技が使える事に感動している。食材を腐らせる事なく全て食せる幸せを噛み締める毎日。なんといっても電子レンジが恐れ多くて使うのに緊張する。ずっとチンのない生活だったからせっかくオーブン機能のあるレンジを買ったのに使う機会を逃す日々。

ここ沖縄は湿気が多い。バリで半端ない湿気を経験していたけど、その湿気とは違うね。暑く感じない湿気なんだよね。でも朝起きると汗かいてる。不思議だなーと思いながら、とりあえずサーキュレーターと布団乾燥機を買った。益々便利な生活になっていく。

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新しい冷感ベッドでやっと寝てくれたベスちゃんとキャットウォークから手足投げ出してくつろいでいるボンちゃん。

二匹とも新生活に慣れてきてくれた。

ハーネス付けてお散歩行ける日が来るかなー😙

無事着きました

まずは最新情報。紆余曲折あって今は最終目的地の沖縄に着き、仕事も始まり、ゼロから生活を整えている最中。

前回の投稿から時間が経ってしまったのはブログ更新に躊躇していたから。

アメリカに住む友人が私のFBを見て、今の時期に移動するなんてとんでもないと言ってきた。アメリカの状況はもっとシビアで彼女の意見もごもっとも。失業者なんか日本の比ではないし日本政府の対策も甘すぎで彼女は今後の日本を憂いている。

私の目的地は沖縄だったので余計に行くな、神奈川の実家に戻れと強く言われた。

ただ、私も最低限の常識は持っているつもりで、しかもこれからずっと暮らして行きたい沖縄に迷惑がかかるような事はしたくなく、石橋を叩きながらの移動だったのを彼女は知らない。

大家さん、不動産屋さん、新しい職場、皆さんにアドバイスを受けながらの移動で、だからこそ物すごく疲れたし先が見えない旅だった。

最初のプランでは成田から那覇に飛ぶ予定だったけど成田発が全て欠航となり、4月24日に羽田にペットタクシーで移動し無事沖縄入りとなった。

緊急事態宣言が全国に拡大するのと重なり那覇便も二回変更になった。

最初は旅費をケチるために夕方の便を取っていたため新居の引き渡しも時間がなかろうと初日は那覇市内のホテルに泊まるつもりでいたけど、結局予約していた安い便は欠航となりフライト料金が四倍以上もする午前便になったので不動産屋に連絡しどうにかその日に部屋に入れるように調整してもらった。

不動産屋さんも大家さんも本当にいい人で快諾してくれた。

ありがたい。何より猫達のストレスが半端なかった。成田のペットホテルからは血便が出たと言われたし那覇に着いた時女の子のほうがブルブル震えていた。そんな状態の彼女を見た事がなかったのでショックだった。なるべく猫たちの移動を減らしたいのが私の願いだった。

まだお隣さんに引っ越しのご挨拶をしていない。自分なりに沖縄入りしてから二週間は自粛しようと思ったから。今週金曜まで体調が良好だったらご挨拶をしようかな。

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無事帰国

4月9日無事猫二匹と帰国。

前日まで入国規制がまたあるんじゃないかと気が気じゃなかった。戻る事も進む事もできなかったらどうすればいいかを悶々と考えていたけど、ビザも既に切れているしとりあえず帰国の努力を続けるしかなかった。

このビザについて、ジャカルタの大使館の担当してくださったかたはとても親切だった。アドバイスをいただいた後でそれでも出国の際問題があったら早朝のフライトだけど携帯に連絡くださいと。朝の4時ですよ?そんな時間でもいいと言ってくださって。他に不安な事ないですか?と。心強かったし私も困った人の助けになりたいと思った。

実はこの前にバリの日本領事館にも電話していた。対応は全く違った。分からないんで自分でイミグレに聞いてくださいという素っ気ない返事。なんじゃそりゃ。なんのためにあんたら居るんだよ。不安な気持ちに寄り添うでもなくがっかりだった。

朝6:15の便だったので朝3時にピックアップしてもらいカウンターで二匹分のUSD500相当のルピアを払い搭乗。

成田では荷物と一緒にでてきたのを確認。ワンチャンも一匹一緒だった。

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さて、入国時の検疫の手順。

まず飛行機を降りる順番は、①国際線乗り継ぎ ②二歳以下のお子様連れ ③自宅までの移動手段が家族が迎えに来るかレンタカー ④ホテル待機

15:40にスケジュール通りランディングした後、16:15まず①の国際線乗り継ぎの人が降りた。

16:30②お子様連れ 16:50③ご家族が迎えに来る人、レンタカーの人

17:00 時間がかかっていたため10人ずつ10分おきに案内するという指示があった。さらに17:30頃に、ホテル滞在でも公共交通機関を使わなければ今降りれると言われ、頑張って徒歩でいこうと思いこの時点で降りた。

機外の廊下で人が並んでおり私も並ぶ。

18:00 検査に向けて一例に並んだまま進む。三人の検疫官がいて機内で渡された質問票などを提出し体調や二週間の待機場所などを確認。さらに並び綿棒など検査キットを受け取り検査へ。この時18:30。検査は防護服を来たお医者さんが鼻の奥の奥に綿棒を突っ込みグリグリと5秒。私には痛かったー。

気になったのはこの並んでる間ソーシャルディスタンスを守ってなかった事。咳をしてる人もいたし怖かった。インドネシアでさえ厳しく守っているのに、こういう所に危機感を覚えた。

その後、手荷物を受け取り指定ホテルまでのバスを待つのだが、ここでやっとウチの子と対面でした。ターンテーブル横のANAのカウンターにケージが置いてありスタッフに申し出て引き取り動物検疫へ。必要書類を見せてマイクロチップを読み取り証明書を受け取り無事日本猫となった。よく頑張ったね。ケージの中はぐちゃぐちゃだったけどまだ鳴く元気がある。

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19:50 職員のかたにピックアップに来てもらったペットホテルへの引き渡しに立ち合っていただきその後待機室へ。いやー、前からこの引き渡しが心配だったのでほっとした。もうこれで安心だ。

21:00 バスに乗り指定ホテルへ向かう。バスの中は状況の深刻さを物語っていた。

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ホテルに着いてからは夕飯のおにぎりやカップ味噌汁などを受け取り部屋へ。ここで二泊一切部屋から出てはいけない。三食はそれぞれ部屋のドアノブにかけられ配膳が終わると館内放送が入りドアを開けて隙間から中に入れる。ゴミはドアの外に分別して出す。二泊の間誰とも顔を合わさない。徹底していた。

そして最終日4月11日の朝、陰性だと電話がきた。ほっとした。やっぱり最悪の事も考えていたし。そして元々二週間予約していた待機用のホテルに移動した。今のところ予定通り。

この二週間の間何しようかな。まずはネットフリックスに入ろうかな。

こんな状況での帰国

100年に一度と言われる疫病が流行るタイミングに本帰国が重なるとは。しかもこんなに早くパンデミックになるとは思わなかった。

そして猫二匹連れ。

こんな無謀な奴はあたしくらいだろう。

バリを出るのもギリギリだった。あと二日遅れてたらジャワに渡るハーバーが閉鎖され出られなかった。

早めにジャカルタに来たら5日の成田便に乗れないとの連絡が。PCR検査実施のため到着人数を減らすため入国不可となった。トランジットのみの客だけ乗れるみたい。

次に乗れるのは13日と言われたがホームページを見ると空いている。再度ANAに電話し追加を払って9日の便を取った。ペットのエージェントにはキレられ、(ローカルのバハサオンリーのおじさんにはこの状況分からないよな)頭が真っ白になり手が震えているところ、なんとかこちらも追加を払う事で納得してもらった。

その後ANAから連絡があり、7日は既にペットの先約があり乗れない。9日なら大丈夫と。

承諾するしかない。

エージェントにはたっぷり追加料金払ったので9日でプロセスを進める事をすんなり納得してもらった。

そんなこんなでジャカルタに9泊するはめに。

それもうまくいけばね。

毎日毎日情報収集、ANAからのメールには一々ドキドキする。食欲もなく味覚もないけどずっと引きこもりだから感染はしていないと思う。

先は長いがこの子達のために頑張らねば。

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決心

バリに来て来月で丸8年。

そろそろ帰ろうか。

こちらに家族もいず、特にキャリアを積んだわけでもないのでいつかは母国へ帰らないと将来周りにご迷惑をかける事になる。そういう事を気にするお年頃になった。

ふらっと来ただけの中年女を受け入れてくれたこの国、この島には感謝しかない。8年楽しかったしよく死ななかったなーと思う。

三年ほど前にうっかり家族ができてしまい (🐱x2) こいつらと一緒に本帰国するには手続きが大変。しかも単身ゆえ助けを乞う事もできず目的地まで少しずつ進むしかない。

仕事は引き継ぎを始め大きな案件には出ていかないようにしている。あと一月半、頑張ろ。

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夕方のベス。昼間はイタズラばかりしてうるさかったけどやっと涼しくなってきて大人しくなった。今日も夕焼けがきれい✨